B&W G3 DVD
 
今まで7年前のパソコン環境でそこそこ遊んできたのですが、とうとうこのマシンを買ってしまいました。
 

いわゆるポリタンク(後期型)です。CPUはG3の400Mhz、DVD-ROMを積んでいるモデルです。ちょっとした臨時収入があったのですが、その時点で気持ち的にはPC/AT互換機のノートでも買って、Win2000を入れようと思っていました。しかし自宅でいじくるマシンはMACのほうがいいなーと思いなおしDTに追加投資することも考えましたが、私はパソコンで動画を少し扱ってみたいので、やはりメインマシンを買い換えることにしました。といっても、バリバリ動画を扱えるスペックのマシンは到底買えません。なので、DVD標準搭載ながら最も古いマシンを中古購入しました。これでTOAST6を購入すれば、理論的にはオリジナルDVDビデオが作れるはずです。

 
購入して、さっそく開けてみました(笑)。DTも開けやすいと思いましたが、このB&Wは更に開けやすいですね!まずはDTに挿していたsonnetのG4 500を挿し替えて起動・・・。やっぱり起動しない・・・。DTをネットに繋いで調べてみると、このモデルはファームウェアを書き換えてパッチを当てないとG4から起動できないようです(というか最初に調べとくべきなんですが)。とにかくファームを落としてパッチを当ててみました。しかしうんともすんとも言いません。あれれ?パッチが当たっていないのかな?と思い、何度もCPUを挿し変えてパッチを当て直したり、メモリを抜き差ししたりしてみましたが一向に起動しません。「なんでー!!」と泣きそうになりながら再起動ボタンを押したりしていたら、なんとか起動にこぎつけました。後から一つ一つ検証してみると、まずファームのパッチがきちんと当たっていなかったことと、内蔵電池がへたっていたことが重なって、状況がわからなくなってしまったみたいです。
 
なんとか起動できると、次はOSのインストールです。このB&Wは後期型なので内蔵ATAにマスター・スレーブで2台繋げます。今の手持ちはDTに入れた20Gがいちばん大きいのですが、パンサーにi-lifeを入れるにはちょっと小さいので、余っている8Gのディスクを増設しそちらに9.2とデータのパーテーションを切りました。続いて20Gを初期化し一枚でパンサーインストールです。少し余裕ができたらでかいドライブをATA133経由で繋いであげたいのですが、今はこれでがまんです。
では起動。9.2は今までの環境をバックアップし再構築しました。起動ディスクを選びなおして今度はパンサーから起動・・・。できない??なんでー??インストールCDから起動してパンサーを選ぶとちゃんと起動するのに、なぜか9からパンサーに切り替えると起動できません。というか起動音がなる前のモニタの電源が入りません(泣)。間にOSCDかませれば起動できますし、パンサーから9.2は何事もなく起動できるので、がまんすればいいっちゃーいいんですけど・・・。新しいマシンなのにそんなのヤダイ!ということで、再びネットを調べまくりました。そしてやっと答えを見つけました。いやー、インターネットって便利ですね(笑)。
どうやらOS9側の「ATI Driver Update」という拡張機能がOS切替にうまく対応していないようで、こいつが原因で切り替えた時のモニタへのDVI信号が出せないということらしいです。B&WとPCIG4のみの症状らしいです。じゃ、ATIで最新のドライバ落としたらいいのか?事はそんなに簡単じゃありません。新しいドライバではこの問題に対応していないばかりか、逆に新しいものでこの問題が出てきているらしいのです。ネットには「9.1以前のATI Driver Updateを使うと大丈夫だよ」とありました。って、うち9.1ないじゃん!ということで、マシンにバンドルされている8.6からATI Driver Updateを引っ張り出して9.2の拡張機能に放り込んだら、なんの問題もなく切替えできました(3日かかりました)。
これじゃ会社で振り回されているWinのインストールより大変じゃん!!!ちゃんと対応してくれApple!!といいつつも自分のマシンだからこんなのも楽しいわけで、会社ならダメなマシンは即業者に回しますけど(笑)。
現在のデスク上は17インチモニタとB&WとLC520が並んでいます(せまい!)。なんで520なのかというと、メール専用+WorkPadのHotSynk用です。奥さんのネット環境にぶら下がっている形の私は、メールの受信はISDNなんですが、メールの送信がモデムなんです。なんせB&Wはシリアルポートがないので(苦笑)。
 
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