Valuestar NX VR35L/7
 
会社の同僚の実家から頂いたPC/AT互換機です。が、発売当時NECはPC98の流れを汲んでいるので、互換機とは違いますと言い張っていたそうです(笑)。仕事柄、自宅で使えるWinマシンがあると便利かな〜と思い、Win2000をインストールして使ってみましたが、2ヶ月で数回しか起動しなかったので、すっぱりとWindowsは消去して、RedHat Linuxをインストールしました。
素人ですので、こういう本は必須です(笑)。
昔、PowerMac7200にMk-Linuxをインストールしたり、7200改7600にLinuxPPCなんかをインストールしたりしましたが、結局インストールしただけで終わっていました。これらはすでに開発が終わっていたり、極端に情報が少なかったりするんですね。MacをLinuxで動かすこと自体がマイナーなんでしょうか?ともあれ、PC/AT互換機にインストールできるLinuxはディストリビュージョンも豊富で、現在もどんどんネット上に情報が提供されています。
 
インストール自体はかなり簡単になっています。私のインストールしたディストリビュージョンはRedHat Linux7.3ですが、CDからの起動ができて、あとはインストーラーが起動してどんどん進めていってくれます。Linuxを使うのに最初の難関、パーテーションの切り方も、自動でできます。私は少し自分でいじって切り分けましたが、試しにLinuxPCとして使ってみた方なら自動で十分!昔のコマンドでパーテーションを切っていたころからは格段の進歩です。それに比べてWindowsはどうしてこんな初歩的なところが進歩しないんでしょうか???
 
ちょっとマシンスペック的にGUIは厳しいみたいなんですが、全てをコマンドで使えるようなレベルでは全然ないので、とりあえずGnomeをインストールして、LinuxマシンもGUIでいじれるようにしました。これは後からランレベルを変えてあげれば、もちろんCUIで起動することもできます。
次に、Linux自体の設定ファイルをいちいち書き直すのは面倒なので、ほかのマシンからLinuxの設定ができるようにしてあげます。まず、LinuxマシンにWebminをダウンロードしてインストール。するとインストールが終わった時点でWebminが起動しています。このWebmin、ほかのマシンのブラウザから、各種設定ができてしまう優れもののアプリです。
←これはB&Wのブラウザ「シイラ」から設定している様子です。

ほかのマシンのブラウザから「http://『LinuxマシンのIPアドレス』:10000」と打ち込んで下さい。上のような画面 が来ます。この画面がLinux設定用の画面です。

物理的にはこんな感じです。
こんな風にとりあえずLinux入れて、サーバの勉強を始めたところです。とにかくいじれるだけいじってみたいと思っています。こんな風にOSの選択肢がたくさんあるのは私にとってとてもうれしいことです。仕事柄WindowsOSにさわっている時間が一番長いのですが、それゆえにWindowsのダメな点が鼻について、自宅ではあまりいじくる気持ちが沸かないんですね(苦笑)。Windowsが全てにおいてダメかといえば、そんなことはありません。が、これだけシェアが高いんだから、私一人ぐらい(仕事以外で)全く使わない人がいてもいいかな〜って(笑)。
 
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